ドイツワインへの片思い

先般ワイン教室の先生と雑談中、ご下問がありました。
先生が今読んでいるドイツワインの記述でわからぬ点があると
先:ドイツワインのQbaはズースレゼルヴァは認められるが補糖は認められないとあるとこが?
僕:前後の記述から判断して、甘さを補うジュースの追加はOKだけど、糖度をあげてアルコール度数を強くするのはNoということではないかと思います。
先:そのようには書いていないけど深読みですね
僕:ところでドイツワインの衰退ははなはだしいですよね。辛口に走りすぎてる感がありますが
先:ジエチレングリコールショックから回復していないんでしょうね
僕:誤解を恐れずにいいますと、僕はドイツワインの神髄は、薄甘口にあるんじゃないかと思います。辛口はどこでもありますからね、薄甘(ベタ甘ではない)、つまり酸と甘みのバランスが取れてる1980年代のドイツワインが懐かしいです。僕が最初に自覚的に飲んだのはベルンカステラーなんですけど、最近のヴィンテージはみんな辛口ですよね。あの上品な甘さはどこにいったんだろう、チーズケーキとかにあわせたら最高なんだけどな
先:今ドイツで甘口といえば、アウスレーゼより上の高級品ばっかりですもんね
僕:そうです。普通に飲める甘口がないんですよね。あったらベタ甘だしな。辛口に走るのは僕は日和見主義だと思いますよ(ここで大勢がやってきてその場解散)
ほんま、糖を完全分解して辛口にするのは誰でもできるのではないかと思います。これが気象温暖化なのか?ドイツでさえ通常に糖があがってDRYなワインをつくるようになったのか?
酸っぱいワインはフランケンやザクセンだけで十分、もっとアルコール発酵をおさえて、はんなり薄味のワインをつくってもらえないかな

12月16日のワンコインセミナー流会

各位
次回セミナーはご都合の悪い方が多く流会とさせていただきます。
テイスティングご希望の方は当初の予定通り夙川A&G様でシェリーテイスティングの2回目を18:00開始で行います。会費は3500円になります。

なお、今回セミナーはまた日を改めて実施いたします。

セミナー会場候補見つかりました

各位
ジプシーのように会場を求めてさまよう管理人です。
先程 かねてより利用登録申請を行っていた西宮市市民交流センター様から連絡があり、申請が受理されたことを知りました。
本日書類を受取に行きます。
場所は北口改札から徒歩3分ほど
ここも競争はかなり厳しいのですが、比較的不人気の調理室が借りやすく、ほぼここになる見込みです。多分、来期はここが増えると思います。

地図は下記の通りです

次回セミナーでのお願い

会員各位
いつもお世話になります。
主宰者の石川です。
次回セミナー(8月26日)ですが、フリーペーパーの編集者の方の取材があります。
皆さん、いつものようにされていて構わないと思います。
多分近日中に打ち合わせがあると思いますので詳細が判明したらまたご案内いたします。