会員のみなさん、私のビジネス上の事情で5月~9月までのセミナーを一時お休みいただいていました。おかげさまで、仕事のほうは順調に推移し、また例月のセミナーを再開させていただく運びとなりました。
西宮ワイン研究会の活動も皆様の善意と熱意に支えられ5年目を迎えております。ワンコインセミナーについては、1年目は手探りでワイン検定のフォローアップセミナーを実施しましたが、2年目は「ワインの文化史」、3年目は「ワイン産地論」、4年目は「ワイン評論の読書会」と回を重ね、今年度は「ワイン品種論」を通期で実施いたします。
ご予定がつくかたは、ご出席をお願いいたします。
記
1.日時 10月25日(日) 13:15~15:45
2.会場 西宮ワイン研究会本部会議室
阪急甲陽線苦楽園口西口改札から夙川方向に3分ほど徒歩で戻ってください。西宮幼児アカデミー保育園が見えたら、そこから20秒で到着します。
3.テーマ 「ワイン品種論」(ロワールの多彩な魅力)
2000種を超えるといわれるワインブドウ品種ですが、私たちはかなり偏ったつきあい方を強いられているのではないか?という疑問があります。
よくある入門書曰く「ワインともっと仲良くなるには知っておいたほうがいいこと」の中に、必ず産地・畑や供出方法、醸造方法とともに、品種がいくつか説明があります
メルローやシャルドネのように覚えやすい品種名ばかりではなく、ヴァイスブルグンダーやグラウブルグンダーやグリューナーフェルトリーナなど舌を噛みそうになる品種名も多々あり、またややこしいことに別名(シノニム)も多く、産地も多岐にわたり、仲良くしたいけど頓挫しそうになるのは私だけではないと思います。
今年度はいくつかの品種を深堀して、通常の入門書では触れない部分にも分け入っていきたいと思います。
10月は私の大好きなロワール品種をご説明いたします。なぜロワールが好きなのか?それは第1に「安い」、つまり長期熟成を必要とせず「早く飲める」、そして「旨い」。なんだか吉野家の牛丼のようなコピーですが、ボルドーやブルゴーニュに比べ付き合いやすいワインであることは間違いありません。
4.テイスティング
サントルニヴェルネ地区のソーヴィニヨン・ブランやペイナンテ地区のミュスカデは何度か取り上げていますので、今回は、アンジュー&ソーミュール地区から「ロゼ・ダンジュー」「コトー・デュ・レイヨン」、トゥレーヌ地区から「シノン」「クレマン・ド・ロワール」をご紹介したいと思います。
例月のリキュールについては、今回はアーティーチョークを原料とする「チナール」になります。
5.会費
当会場は飲食フリーですので、テイスティングは該当するテキストに従ってゆるゆる始めます。よってセミナー・テイスティング不可分状況ですすめますが、原価的な縛りが少ないので、一括して2000円でご提示させていただきます。
今回もバゲットとかの比較的乾きものを多くする予定です。格別変わった食材は使いません。
お申込みはリンクからお願いします。
なお、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、次の5点の対策を実施中です。
対策1、ご来場の方に薬用石鹼での手洗い設備をご用意しています。
対策2、加えてアルコール製剤、および次亜塩素酸強力除菌剤をご用意しています。
対策3、3密対策上、向かい合わせのご着席とならないよう配慮いたします。
対策4、3密対策上、窓を開放して換気をよくいたします。
対策5、講師はフェイスシールド着用のうえ飛沫防止策を講じています。
テキストはUP済みです。